AMD Ryzen 2400Gで自作パソコンを組んでから1年以上が経ちました。
元々は去年の夏くらいに書いた記事でしたが、アップするのを忘れて投稿が今になってしまいました。
話が少し古いですが加筆修正しつつアップしました。
なぜIntelではなくAMD Ryzenなのか
AMD Ryzenが登場したときの性能の評判が良かったからに尽きます。
これを見て次はAMDで組んでみたいなと思いましたが、GPUが内蔵されていないためグラフィックボードを用意する必要がありました。
自分はゲームをする予定が無いためしばらくは待ちの状態でしたが、GPU搭載CPU(APU)の「Ryzen 5 2400G」と「Ryzen 3 2200G」が発表され自作機を組む気になりました。
AMD Ryzenを選んだもう一つの理由は、CPUの脆弱性「Meltdown」と「Spectre」の問題。
このニュースを頻繁に見るようになり、今まで使っていたPCにパッチを当てて対策をしていましたが、処理能力は下がるし不安も解消されないため、1台はRyzenのPCがあっても良いかなと考えていました。
マザーボードB350を選んだワケ
まず希望はMiniITXのサイズでS/PDIF(光デジタル音声端子)があるのを探しました。
購入時期的にちょうど最新チップセットB450(AMD 400シリーズ)が出る直前でしたが、B350とB450を比べた場合だと性能差がほとんど無いため、コスト的にB350で良いかなと考えました。
B450だとマザーボードが出揃うのを待ったり、評判などを確認するにしても時間が掛かる訳ですし、パッとB350に決めました。
自作パソコン Ryzen 2400G機の構成
- CPU AMD Ryzen 2400G 3.6GHz 4コア8スレッド
- MEM Kingston DDR4-2132 8GB * 2
- M/B BIOSTAR B350GTN Mini-ITX
- SSD Samsung 850 EVO 250GB
- 電源 SilverStone SST-ST30SF
- ケース RAIJINTEK METIS
※これは組み立て当時の構成になります。
今まで使ってきた自作パソコンのCPU
Intel Pentium G4500 3.5GHz 2コア/2スレッド
CPU Ryzen 2400G
スッポン(CPUクーラーを外すとき一緒にCPUまで抜けてしまう現象)する噂があったので、AINEX シルバーグリス [AS-05]を購入。
DDR4メモリ
メモリは今まで使っていた「Kingston DDR4-2132 8GB」です。相性問題がある噂もあり一抹の不安がありましたが、問題なく起動してくれました。
SSD Samsung 850 EVO 250GB
こちらは面倒がらずにクリーンインストールしました。SSDだしあっという間にWindows10のインストールは完了。
OSはISOファイルを焼いておいたディスクから、各ドライバは前もってダウンロードしておいたので、ほぼ最新の状態にできました。
電源
こちらも使いまわしのSFX電源「SilverStone SST-ST30SF」です。
ケースはMiniITX専用のMETIS
横着してマザーボードを設置しようとしましたが、ケースファンを外さないと狭すぎて駄目ですね。
それから、バックパネルのせいなのか?自分のやり方が悪いのか?なかなか上手く嵌りませんでした。
Ryzen 2400Gの使用感
Pentium G4500のときにVMware(VMware Workstation Player)を動かしながら他の作業をしようとすると動作が重くなる症状がでます。
VMware単体やサクラエディタなど軽いアプリとの同時使用なら大丈夫でしたが、重いアプリだと駄目でした。
Ryzen 2400Gにしてからはこの欠点がまったく無くなり購入した甲斐がありました!
問題点は何度か緑の画面になったことです。スリープからの復帰時に起きるような気がします。
HDMIセレクターを使うようにしてからもこの現象を見かけることが増えた気がします。HDMIケーブルを抜き差しするとWindows画面に戻るので、今のところはそれで対処しています。
※この症状はここ半年くらい起きていません。ドライバが安定したのかもしれません。
それから、起動がなんか遅いなと感じたことが1度あります。
これは組み立てた初期のころに感じただけで、使い込んでからは感じなくなりました。この辺は問題ないでしょう。
※この症状は最初以降はいまだに起きていません。
とりあえず脆弱性の心配も減りましたし、トータルでは満足しています!何か気づいたら追記していきます。