久しぶりにパソコンショップに行きWD Blue 3D NAND SATA SSD 1TB(WDS100T2B0A)を買ってきました。 いま本当に容量1TBが必要なのか悩みましたが、安かったし500GBから載せ替えるのもアリだなと思い購入しました。
翌日Amazonで2TBがセールで安くなってて「えー!」となったのがアレでしたが…。
では、いつものベンチマークテストをして色々と調べてみます。
こちらは箱の裏側になります。特筆すべきことはありません。
箱を開封するとSSD本体と説明書が入っていました。ネジなどは無いです。
黄色シールを剥がしてSATA端子に接続して利用します。
ちなみに製造日(DOM)は2020年3月で、メイドインチャイナでした。
「CrystalDiskMark 7」ベンチマークテストのWD Blue SATA 1TB 結果
WD Blue 3D NAND SATA SSD 1TBをフォーマットした後にCrystalDiskMark(バージョン7.0.0 x64)でベンチテストしました。Mixの値も載せておきます。
今回のテスト環境
- OS:Windows 10 pro x64
- CPU:AMD Ryzen 5 2400G
- MEM:16GB
- MB:B350GTN
- Cドライブ:WD SN500 NVMe 500GB
- Fドライブ:WD Blue 3D NAND SATA SSD 1TB
スペック表ではRead 560MB/s Write 530MB/sなので、その通りの性能が出ています。
同製品の500GBや2TBも同じ読書き速度ですが、TBW(総書き込み容量)は容量別になっています。購入した1TBは400TBW。
「AS SSD Benchmark」ベンチのWD Blue SATA 1TB結果
いつものことですが、AS SSD BenchmarkはCrystalDiskMarkと比べて遅い数値になります。
コピーベンチマークは過去に購入したSATA SSDより速い結果が出ました。
実際にWD Blue SATA 1TBへファイルを転送した結果
フォルダのサイズは約47GBでファイル数は576です。
今度は実際にファイルをコピーしてみました。今まで(500GBクラスのSSD)は400MB/s台をキープする感じで推移していましたが、WD Blue 3D NAND SATA SSD 1TBは500MB/s前後で推移しました。正直こんなに変わると思っていませんでした。
テスト開始時の山はコピー元がNVMe SSDなのでキャッシュの影響かと思われます。
「ATTO Disk Benchmark」ベンチのWD Blue SATA 1TB結果
ATTO Disk Benchmarkは持っている他のSSDよりWriteが速い結果となりました。510MB/s台は初です。
「CrystalDiskInfo」でもWD Blue SATA 1TBをチェック
CrystalDiskInfoでチェックしてみるとベンダ固有が目立ちます。どうやらWD SSDはこのような表示になるようです。あとでWD専用のツールを入れて確認してみます。
それから、ファイルを100GBほど連続でコピーしたら温度が42度表示でした。
[追記]CrystalDiskInfo 8.8.1を入れたら全ての項目が表示されるようになりました。
WD Blue SATA SSD 1TBは期待以上の性能
買って良かった。ただそれだけです😎
SATA接続のSSDなので上限はわかっていますし、NVMe SSDと比べれば速度は劣ります。メリットは価格と自分の環境ではSATA接続の方が使いまわしができて良いことですね。
今回はじめで1TBのSSDを購入しましたが、他のレビューを見るとゲーム機PS4用に購入される方が多い印象を受けました。最近のゲームは100ギガクラスのもあるようなので、500GBのSSDではちょっと足りなさそうに感じるのかもしれません。
それから容量が1TBもあればNASでも使ってみたくなります。ただ、LANが1GbEだとSSDの意味がないので5GbE以上のローカルネットワーク環境を整える必要が出てきます。
自分の場合、NASの利用頻度とコストを考えるとまだ手を出しにくいです。USB3.0接続でも良いじゃんになってしまいます。
最近発売されたAMD B550のマザーボードには2.5GbE LANが載っているモノがあるので、そういうのを買ったら挑戦したいですね。