Synology社製のNAS DS220jを購入しました。個人向けのNASですが、本格的なモノを購入するのは初めてです。
組み立てに関しては簡単でしたが、ソフトウェアの方は慣れが必要に感じます。そのため一から勉強しながら覚えていきます。
簡易なDS220jのスペック表
CPU | Realtek RTD1296 4core 1.4GHz |
メモリ | DDR4 512MB |
ドライブベイ | 2 |
LAN | 1GbE |
サイズ | H165 mm W100 mm L225.5 mm |
重さ | 0.88 kg |
詳しいスペック表はSynology公式サイトで確認してください。
DS220jを開封します
DS220jの箱を開けると本体と冊子が2冊入っています。NAS初心者ガイドとDiskstation目的別ガイドブックです。海外製でありながら日本語専用の説明書になっており、カラーで親切丁寧に書かれています。
付属品は上からLANケーブル、HDD用のブラケット、真ん中は電源ケーブル、アダプター、その下にネジの袋が3つあります。
左がDS220jの正面。各ランプと電源ボタンがあります。
右が裏側。排気用のファン、USB3.0 Type-Aが2つ、LAN端子、ACアダプターDCジャック。
左下にはMACアドレスとシリアルナンバーが載っています。
Deskminiと大きさを比較。正面は一回りDS220jの方が大きいですね。
奥行ははっきりと違いがわかります。これはDS220jと違いDeskminiは2.5インチのストレージしか搭載できないからです。
DS220jを組み立てます
DS220jのカバーをぱっかーんと外した画像。きつくもなく外しやすかったです。
画像では本体(左上)が立っているように見えますが、実際は立ちません。重さで倒れてしまいます。
左下はクイックインストールガイドです。こちらは英語ですが、これを見ながらでも組み立てができます。
本体の中身を見てみるととてもシンプルなのがわかります。
画像はSATA端子と電源端子。2台分あります。
ファン側には未使用の6ピン端子があります。何に使うのか不明です。
テスト用のHDDを用意しました
こちらはテスト用のHDD2台です。本番前にいろいろ試してみます。
HDDを取り付けます。ドライバーの先にある黒いのは防振ゴムです。1台4ヶ所ネジをします。
矢印の先には上に載せるHDDが下に落ちないように金具がついています。
ドライバー1本でHDDの取り付けが完了しました。簡単ですね。
ちなみに上段のHDDがドライブ1、下段がドライブ2になります。
カバーを取り付けたら2ヶ所ネジをして組み立てが完了。あとはアダプターとLANケーブルを挿して電源を入れます。
下の方にある電源ボタンを押すと起動します。一番上のSTATUSランプが消えていますが、実際はオレンジ色で点滅しています。
組み立てから起動までの感想
開封したときは本体が軽くちょっと頼りない感じもしましたが、HDDを入れたら重量が増え安定感が増しました。本体に何か当たったとしても倒れたりしないでしょう。
本体正面のランプが思いのほか明るいなと感じましたが、これはソフト側のコントロールパネルで明るさを調整できるようになっています。
1番気になるのは振動ですね。PC作業するテーブルにDS220jを置いて動作させていますが、テーブルに手を置くとHDDの振動を凄く感じます。
DS220jにはゴム足がついていますが、その下に防振用の何かを敷いた方が良さそうに思えます。それか、棚などテーブルから離して設置すべきでしょう。
音の方はHDDらしい動作音をしています。感想は以上です。
画像が多くなったので、起動後の画面は別ページ「Synology DS220jのHDDにOS DSM6.2をインストールする」にて解説します。