今年か去年か忘れましたがガチャポンパッ!mini3.0(OWL-EGP25U3V3)を購入したのでベンチマークテストも含めてレビュー記事を書きました。
ガチャポンパッ!mini3.0とは2.5インチのHDDやSSDを入れてUSB外付けケースにできるアイテムです。名前のとおり「mini」は2.5インチ用、「3.0」はUSB3.0のことだと思われます。
よくあるハードディスクケース(ポータブルケース)ですが、ネジが不要なので手元にドライバが無くても簡単に交換できるのは便利です。
ガチャポンパッ!mini3.0の使い方
ガチャポンパッ!mini3.0の付属品はこれだけ。本体と二股のUSBケーブル。ピンク色の方は補助電源用。USB2.0時代はよくHDDがこけたりしたけど、USB3.0以降は問題がないので使うことは稀かも。
USB端子が青色なのでUSB3.0対応。もちろんUSB2.0でも使えます。
左に見える〇はアクセスクランプ。通電中は青色が点灯し、データ転送時には点滅します。
ケースの中身はSATA3端子と電源端子があるだけ。プラスチッキーでチープ感があります。
ガチャポンパッ!mini3.0にSSDを装着。横向きに挿すだけなので1秒で済みます。
ちなみに画像のSSDは先日WD SN500 500GBと交換したCrucial MX500 500GBです。
ガチャポンパッ!mini3.0にはネジがない代わりにロック機構があります。この部分はプラスチックですが、キッチリ閉まるので落としても開かない感じがします。
ケースを開けるときは、この部分を押して開けます。
ケースの裏側の4隅には滑り止めが付いています。親切ですね。
これでガチャポンパッ!mini3.0が使えるようになりました。
ちなみに自分のSSDはOS Windows10が入ったままだったのでフォーマットして利用しました。バックアップなどデータ置き場として使っていた人はそのまま何もせず使いましょう。
ガチャポンパッ!mini3.0使用時のSSDベンチマークテスト
画像はCrystalDiskMark 7.0.0 x64でのテスト結果です。
こちらはマザーボードに直接SATA3で接続したときのベンチマークテスト結果。
比較するとガチャポンパッ!の方が遅いことがわかります。もちろんそれは想定内なので問題ありません。シーケンシャルに関しては十分な速度が出ているので、ファイルのコピーがメインなら不満も少ないでしょう。
こちらの2枚の画像はプロファイルからデフォルト[+Mix]でテストした結果です。
ガチャポンパッ!mini3.0でファイルコピーのテスト
サイズが約46GBあるフォルダをコピーしました。中身はVMwareで使うファイル群でファイル数は558です。残り時間を見ると3分も掛からないで終わります。
比較用にCrucial MX500 500GBのレビュー記事でも同じテストをした結果を載せておきます。転送速度は400MB/s前後で推移。
- 16%完了時の残り時間が約1分45秒
- 83%完了時の残り時間が約25秒
16%完了時で比較すると30秒くらいの残り時間差になります。CrystalDiskMarkの項でも述べましたが我慢できる時間差だと思います。
ガチャポンパッ!まとめ
ガチャポンパッ!mini3.0を買うまではUSB2.0のタイプしか持っていませんでした。
昔、パソコン工房で買ったUNITCOMのやつなのを覚えています。安かろう悪かろうな印象しかなかったです。
最近はSSDも余るようになってきたし、USB3.0で使えるようになれば転送速度も上がって待ち時間も減ると思いガチャポンパッ!mini3.0を購入しました。
不具合もなく使えているので良い買い物でした。時間があればHDDでのテストも追記したいです。